
引越し前のお掃除術! |
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引越し前のお掃除術!キッチン編
どんなに部屋が綺麗な人でも生活していれば必ず、室内のあちらこちらに汚れが出てくるものです。賃貸住宅の基本的なルールとしては、通常の生活によって発生した経年劣化や傷みを修復する費用は家主が負担します。ごく普通に部屋を使用していれば、敷金は全額返還されるはずです。しかし、例えば子供が壁に穴を開けてしまったり、ペットが床を噛んで傷つけたり、お風呂の換気を怠ってカビが大量発生してしまったりすれば、修復費用は借り手が持たなくてはなりません。
家主・借り手のどちらが支払うかは今のところ明確な線引きがありません。しかし「どうせ出て行くのだから・・・」と言って手を抜かずに、部屋を貸してくれた家主に感謝する気持ちで部屋を綺麗に掃除して出ていきましょう。みんながこのような引越しのマナーを守って行けば、日本はもっともっと暮らしやすい国になるはずです。
シンクの下
キッチンの掃除は「油汚れ落とし」から「磨き上げ」の順番に行うのが便利です。まずは食器類やシンクの下の荷物をまとめて段ボールに梱包してしまいます。
シンクの下はある程度汚れている可能性が高いので掃除をしたくない箇所ではありますが、手にビニール袋をはめて行うと、手が直に汚れなくなるのでおすすめです。手の形をしたビニールでなくても、スーパーでもらって来たビニールが十分役に立つはずです。
ガス台・換気扇
次は油汚れです。キッチンにあるガス台・換気扇は油汚れがこびり付きやすいので、一旦取り外してシンクでつけ置きするのが1番簡単な方法です。シンクに熱湯を貯めて、そこに洗濯用洗剤を一つかみ溶かして少し泡立てます。月日が経ってこびり付いた油汚れは数分では汚れが取れませんが、30分も浸しておけば油が溶け出してきますよ。手が荒れてしまうので、ここもビニールをつけて作業すると後が楽です。
しつこい汚れは小麦粉をかけてスポンジでこすれば綺麗になります。ステンレスのサビには漂白剤もしくは酢とクリームクレンザーを混ぜたものが効果的です。余った布に含ませてこすってさびを落としましょう。
シンクの表面など
シンクの表面の曇は液体クレンザーや重曹で拭くだけで大丈夫です。
蛇口などの細かい部分はクリーナーを吹き付けたあとに布でこすります。あとは使い古しの歯ブラシを利用するのもおすすめです。重曹には消臭効果もあるので便利ですよ。
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