
荷物を捨てるコツ |
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荷物を捨てるコツ
引っ越し費用=荷物の量+移動距離です。
移動距離はどうすることも出来ませんが、荷物は減らすことが出来ます。最低限の荷物に合わせた料金プランを選ぶことで、必然的に荷物は減らせる(捨てざるを得なくなる)というわけです。
まずは引越し代の見積もりを行う際に、どの程度の荷物なら料金が予算内で納まるのか確認しておきましょう。もちろん、同じ荷物量でも引越し業者によって料金は異なります。
そのため複数の業者から相見積もりを取り、比較した上で引越し業者を決めましょう。相見積もりなら、一括で見積もりが取れるサービスが便利です。
あとはその引越し屋さんの料金プランから、最低限の荷物が運べるものをチョイスすればOKです。ではもっと具体的に、 荷物を整理するコツを紹介していきましょう。
キッチン用品
まずキッチン用品の整理です。茶渋がついたグラスや蓋が行方不明になったタッパーなどは処分してしまいましょう。焼きそばに付いてきた粉末ソースや納豆に付いてきたタレなども、引越し先でまたとっておくようにすればよいと思いますので捨ててしまいましょう。
いつ買ったのか忘れてしまったような「調味料」や「ドレッシング」は、賞味期限が切れてしまっているものも多いのではないでしょうか。賞味期限が切れているものは体に良くないのでスッパリと捨ててしまいましょう。例え未開封だったとしても賞味期限が切れているものは捨てましょう。
衣類
次は洋服です。クローゼットが整理されていると余計なものを購入しなくなって来ます。洋服は捨てる決心がつきにくいと思いますが、引越しを機会に「本気捨て」をしてみましょう。
買った時に値段が張ったコート・ワンピース・スーツなどは捨てるのに勇気がいる事だと思います。しかし「どう見てもデザインが古臭くて、着る機会がなさそうなもの」や、ここ数年1度も袖を通した事がないもの・学生時代に着ていたコートやシャツなどは、この先とっておいたとしても「やっぱり着ない」可能性が大です!翌年になっても着ることはないと思いますので、スッパリと捨てた方が良いでしょう。
貰いものなど
最後はその他諸々の品物についてです。人からもらったもの(例えば披露宴の引き出物でもらったようなもの)や、思い出の品(例えばプレゼントの梱包、紙袋、旅行に行った時の観光地のリーフレットなど)は、「いつか使うだろう」と思っていても、使う日は来ないと思いますので手放してしまいましょう。
捨てる前に
捨てる前に利用して欲しいのが「リサイクルショップ」です。最近では「何でも買い取る」といった従来型のリサイクルショップの他に、特定のアイテムだけを買い取るサービスも増えてきているようです。電話やネットで申し込めば自宅まで引き取りにきてくれたり、専門の梱包キットを送ってくれるサービスなどがあります。
買い取ってくれたら、部屋は片付くし・引越しの費用は浮くし・お金はもらえるしで三拍子揃って最高ですよね。リサイクルを利用するということはエコにもつながります。ただ捨てるだけでは勿体無いので、もっとリサイクルを活用しましょう。
リサイクルで買い取ってもらえなかった物は、粗大ゴミとして引き取りに来てもらいます。粗大ゴミは収集日が決まっていることがあります。事前に収集を依頼しておき、後日荷物を取りにきてもらうという形をとる地域もありますので、早め早めの準備をして行きましょう。
まとめ
しかしだからと言って「あれも捨ててしまえ」「これも捨ててしまえ」と勢いあまって捨てた結果、「あの雑誌はもう一度読みたかった。捨てなければよかった・・・」「ポットを捨ててしまったから、しばらくは鍋でお湯を沸かさなきゃダメだな・・・」「明日着たかったのに、あの服捨てなきゃよかった・・・」なんて事態が起きてしまうかもしれません。慌てて荷造りしていたら、必要なものが捨てるものに混ざってしまって、間違えて捨ててしまった!?なんてことも考えられます。
自分の荷物の全体を大まかだとしても把握していれば、捨てる・捨てないの判断は少し楽になるかもしれません。普段自分の荷物がどれくらいあるのか、あまり気にした事がない人は、今回の引越しで荷物を捨てる前に、一度「どんな荷物がどれくらいあるのか」ざっと確認しておくのがよいでしょう。
